冬瓜の一番だし煮
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初夏に出回る冬瓜を使った、かつお節をこさなくでもできるさっぱりとした煮物です。
昆布だしだけをじっくりひき、かつお節は冬瓜を煮終わった後に入れてすぐに火を止めることで、一番だしのおいしさを出すことができます。かつお節はそのまま煮物と一緒に食べちゃいましょう。もちろん水+昆布顆粒だしで作ってもかまいません。
※実際に一番だしをひいて作っても。
冬瓜は煮込まなくてもすぐにやわらかくなるので、煮物としてはとても早くできあがります。
※丸ごとの場合(以下写真)は冬場でも見かけることがあります。

材料(作りやすい量)
- 冬瓜・・・丸ごと・小ぶり1個
- いんげん・・・10本ほど
- 昆布だし・・・冬瓜がかぶるほどの量
- かつお節(花かつお)・・・30gほど
- 日本酒・・・50ml
- みりん・・・大さじ1ほど
- 塩・・・昆布だしの重量の1%目安
- しょうゆ・・・大さじ1ほど
作り方
1.冬瓜は皮ごとメロンのように4分割にし、それぞれ皮、種を取り除く。それぞれさらに半分に切り、一口大に切る。
※皮は包丁で削ぐように落とし、種は種部分の境目に包丁を平行に入れて切り落とします。


2.鍋に1、かぶるほどの昆布だし、日本酒、みりんを入れて中火にかける。

3.2が煮立ったらアクをすくい取り、塩、しょうゆを加えて弱めの中火にし、15分ほどコトコト煮込む。
4.いんげんを食べやすい長さに切り、3に加えて好みの固さになるまで数分煮る。

5.仕上げにかつお節を入れてすぐに火を止め、器に盛る。

ポイント
昆布は利尻昆布を使っていますが、真昆布などでも。
顆粒だしを使う場合は以下のようなものがおすすめです(塩分が添加されていないものにしましょう)。
塩の量を出すために、昆布だしは計量カップで計りながら入れるのがおすすめ。
かつお節を入れてから、グツグツ煮立てないようにしましょう。それによっておいしい一番だし風の煮物になります。かつお節の種類と特徴のページはこちらにあります。
調理器具
保温性の高い鍋で作ると火通りも早く、全体が均一なやわらかさの煮物に仕上がります。写真はクリステルの鍋を使用しています。
アレンジ
冬瓜のかわりにかぶで作ってもおいしいです!

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このレシピについて
2024年1月30日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿