スイートポテト
難易度 ★★☆☆☆
![]() ![]() |


おせちの栗きんとんを作るときにさつまいもペーストを使うことがある私ですが、1㎏を買って半分を栗きんとんに、残り半分をスイートポテトにします。
お手軽に、最初の写真のように耐熱カップに絞り出して焼いてもいいですし、2枚目の写真のように市販のミニタルトカップに絞り出して焼き上げ、タルトカップをチョコでコーティングしたりしても楽しめます。
使うさつまいもペーストや砂糖の種類によって、いろいろなスイートポテトになります。
材料(10~20個ほど)※絞り方による
- さつまいもペースト・・・500g(ポイント参照)
- 無塩バター・・・50g
- 砂糖ー・・・70gほど(好みで調節可)
トップ写真上のスイートポテトは「メイプルシュガー」を、トップ写真下は「きび糖」を使っています。お手軽に上白糖でもいいですし、すっきりした甘さにしたいならグラニュー糖でも。てんさい糖でももちろんいいです。お好みでチョイスしてください。 また砂糖の量は、使うさつまいもペーストの1割~1.5割を目安にするといいでしょう。1割だと甘さ控えめになります。甘くしたい場合は1.5割以上入れてもかまいません。加糖タイプのさつまいもペーストもあるので、そういった場合はまずペーストの味見をし、1割弱ほどから様子を見て砂糖の量を決めます。 |
- 卵黄・・・2個分
- 生クリーム・・・50ml~(さつまいもの水分量によりここから増やす)
- バニラペースト・・・小さじ1/2ほど
<タルトにする場合>
- ミニタルトカップ・・・20個ほど(ポイント参照)
<チョココーティングする場合>
- コーティング用チョコ・スイート・・・100g
準備
- さつまいもペーストを解凍する(水をはったボウルに浸けて解凍するのがおすすめ)。
- オーブンの天板にクッキングシートを敷き、耐熱カップ、またはタルトカップを並べておく。
- オーブンを180℃に予熱する。
作り方
<生地を作って焼く>
1.鍋にさつまいもペーストを入れて弱めの中火〜中火にかけ、木べらで混ぜ合わせながら水分を飛ばしていく。少しモサッとした感じになればOK。
※水分が少ないかためのさつまいもペーストの場合は、この行程は省きます。写真のさつまいもペーストは水分が多く、ねっとりしたタイプです。


2.1にバターを加えてヘラで混ぜ溶かす。
※さつまいもペースを加熱しなかった場合は、溶かしバターにして加えましょう。


3.2に砂糖、卵黄(1個ずつ)の順に入れ、都度ヘラで混ぜ合わせる。
※砂糖を入れた時点で甘さの状態をみるのがおすすめ。


4.3に生クリーム、バニラペーストを入れて都度混ぜ合わせる。
※水分少なめのさつまいもペーストの場合は、生クリームの量が全然足りないので様子を見ながら足していきます。よほどたくさん足さない限り失敗することはありません。


5.4がツヤっぽく、またはなめらかになったら、お好みの口金を付けた絞り袋に入れる。


6.【準備】の耐熱カップ、またはタルトカップに5をしぼり出す。
※焼いた後、冷蔵庫で冷やすとギュッと濃縮して高さが少し低くなるので、たっぷりめに高くしぼり出します。

7.180℃に予熱完了したオーブンで15~23分(大きさによる)、ところどころに焼き色が付くまで焼き、網に取る。
※耐熱カップの場合、タルトカップをチョココーティングしない場合はこれで完成です。タルトカップをチョココーティングする場合は、このまま粗熱をとり、次の<カップをチョココーティングする場合>に進みましょう。

<カップをチョココーティングする場合>
1.コーティングチョコを湯せんで溶かし、タルトカップの部分を浸けてクッキングシートにとる。

2.チョコが固まったら皿などに移し、あればピックをさす。あたたかいまま食べても、冷蔵庫で冷やして食べても。


ポイント
さつまいもペーストはこういった系統のものを使っています(実際に使ったものとは別です)。
※使うさつまいもペーストによって、粘質系に仕上がったりふっくら系に仕上がったりします(最初の写真上:粘質系、最初の写真下:ふっくら系)。
タルトカップを使う場合はこちらがおすすめ。
耐熱紙カップはこういったものがおすすめ。
バニラビーンズはこちらを使用しています。
コーティング用チョコを使うならこちらがおすすめ。
オーブンの焼き時間はあくまで目安です。お使いのオーブンによって焼き上がりは様々ですので、それぞれのクセに合わせて調節してください。
使用オーブン:東芝石窯オーブン ER-VD7000
ペーストではなく、さつまいもそのものから作ることもできます。その場合のレシピはこちら。
冷蔵庫で3~4日持ちます。バットに入れる、ラップを被せるなどして乾燥を防ぎながら保存しましょう。
調理器具
鍋、ヘラ、絞り袋、絞り口、ケーキクーラー、クッキングシート、ボウルなど。
絞り口はこちらを使用しました。
口径大きめがおすすめです。
アレンジ

ミニタルトカップを使ったふっくら系です。
さつまいもペーストの質感が粘質系ではないタイプを使っています。砂糖はグラニュー糖を使用し、すっきりと仕上げています。
さつまいもペーストではなく、さつまいもそのものから作るスイートポテトの作り方はこちら。
動画
耐熱カップで作るの場合のショート動画です。
他にさつまいもペーストを使ったお菓子

このレシピについて
2019年12月31日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿。
2021年12月 コッタ12月WEB連載として掲載(チョコアレンジタイプ)。
2022年12月28日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿。
2024年1月5日 Instagramリールに動画を投稿。