紅玉のコンポートでタルト
難易度 ★★★☆☆
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こちらの紅玉のコンポートを使ってタルトを作ってみました。
生クリームを使っていないので、すっきり食べられるタルトです。
りんご=クリスマスのイメージもあるので、クリスマスケーキとしても。
材料(25×10cmほどの型1台分)
紅玉のコンポート・・・3個分
<タルト生地>
- 薄力粉・・・100g
- 無塩バター・・・60g
- 粉糖・・・50g
- 溶き卵・・・25g
- 塩・・・ひとつまみ
- 打ち粉用強力粉・・・適量(なければ薄力粉)
<アーモンドクリーム>
- アーモンドパウダー・・・50g
- 卵・・・50g
- グラニュー糖・・・30g
- 薄力粉・・・15g
<ツヤ出し液>
- 残ったコンポートの煮汁・・・すべて
- 水・・・大さじ1ほど
- ふやかす手間のいらない粉ゼラチン・・・1.5g
- 桃のリキュール・・・小さじ1
準備
- タルト材料のバターと卵は室温にもどす。
- タルト材料の薄力粉は2回ほどふるう。
- オーブンを180℃に予熱する。
作り方
<タルト生地を作って焼く>
1.ボウルにバターを入れてハンドミキサー中速でクリーム状になるまで混ぜたら、砂糖を加えてさらに混ぜる。

2.卵を溶き、2~3回に分けて1に加え、その都度ハンドミキサー中速でよく混ぜる。卵と一体化したら塩も加えて混ぜる。

3.2に薄力粉を加え、ヘラで切るようにしてなじませる。

4.3を作業台にあけ、2~3回作業台にこするようにしてなじませてひとまとめにしたら、ラップに包んで2時間以上冷蔵庫で寝かす。
※急いでいる場合は冷凍庫で10分ほどでも。



5.作業台に打ち粉を広げ、4を麺棒で型より一回り大きく伸ばして型になじませる。型からはみ出た部分はめん棒を転がして落とし、なじませる。切り落とした生地は薄い部分などを補強するのに使う。全体の厚みが均一になったらフォークで全体をつついて穴を開ける。

※フッ素加工ではない型だったので、離型油をスプレーしてから生地を敷き詰めています。
6.オーブンシートを敷いて重石をのせ、180度のオーブンで20~25分焼く。


※タルト生地のみで1度焼き、その後アーモンドクリームを詰めてさらに焼く方法にしています。底はそんなに焼きは入りませんが、あとからもう一度焼くため、生焼けを防ぐことができます。
<アーモンドクリームを作って焼く>
1.ボウルにアーモンドパウダー、卵、グラニュー糖、薄力粉を入れて泡だて器でぐるぐる混ぜ、焼いたタルトに入れ、180℃で15~20分ほど焼く。


2.網に取って冷ます。
<仕上げる>
1.型から出したタルトを皿にのせ、上に紅玉のコンポートをのせる。

※中にはカットして隙間をうめるようにのっけたものもあります。
2.残った紅玉の汁に水を加えてヘラでのばし、容器ごと(ホーローなので直火OK)サッと火にかけてかけて一度煮立てる。60℃台になったらゼラチンを入れて溶かし、リキュールを加える。

3.少し粗熱が取れたら、はけで上面のりんごにすべて塗る。お好みでピックなどをさす。



ポイント
18cmほどの丸いタルト型でも作れます。
リキュールはりんごと相性のいい桃系を使いましたが、ご自由に選んでOKです。
私が使った桃のリキュールはこちら
調理器具
タルト型、離型油スプレー、アルミ重石、クッキングシート、粉ふるい器、ハンドミキサー、泡立て器、ヘラ、フォーク、めん棒、温度計、刷毛、包丁、まな板、ケーキクーラーなど。
型はこちらを使っています。
離型油スプレーはこちら。
製菓・製パンをする場合は1本持っていると便利です。
アルミ重石はこういうタイプのものもあります。バラバラしないのがいい点。
紅玉のコンポートはこちら

このレシピについて
2020年12月11日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に掲載