ハートの3色クッキー
難易度 ★★☆☆☆
 ／  におすすめ |
春にぴったりなやわらかい色合いのクッキーをハート型で焼いてみました。
生地は、プレーン、カシス、抹茶の3色を準備。3種の生地を作るのが大変なら2種にしぼっても。
抹茶の代わりにココア、カシスの代わりにストロベリーなど、お好きな他のパウダーを使ってOK。お好みの色合いで作ってみてください。
材料（35~40枚分）
- 【A】：薄力粉･･･90ｇ
- 【B】：薄力粉･･･76g
- 【B】：抹茶･･･4g
- 【C】：薄力粉･･･76g
- 【C】：カシスパウダー･･･4g
| 【A】+【B】+【C】＝250g |
- 無塩バター･･･115g
- 粉糖･･･100ｇ
- 塩･･･ひとつまみ
- 溶き卵･･･40g
- うち粉用強力粉･･･適量
準備
- バター、卵は室温にもどしておく。
- 粉糖にダマがある場合はつぶしてさらにふるっておく。
作り方
1．【A】【B】【C】の粉はそれぞれ粉ふるいで2回ふるっておく。
※【B】【C】粉は、それぞれ合わせて一緒にふるいます。
2．ボウルにバターを入れてハンドミキサー中速でクリーム状にし、さらに粉糖を加えて白っぽくなるまで混ぜ合わせる。
3．2に溶き卵を3回ほどに分けて加え、都度中速で混ぜ合わせる。一体化したら塩を加えてさらに混ぜ合わせる。
4．3を3等分する（計量するのがおすすめ）
5．粉類【A】【B】【C】をそれぞれ加え、ヘラで切り混ぜする。
※一気に全部やろうと思わず、行程6まで1種類ずつやっていくのがおすすめです）
6．粉っぽさがなくなったら作業台にあけ、カードで縦横に押し切るようにして生地をつなげていく。
7．手で触ってもべたつかない状態になったらビニール袋に入れ、1cmの厚さに麺棒で伸ばして冷蔵庫、または冷凍庫で休ませる。
※急いでいる場合は冷凍庫に入れると短時間（10分程度）で次の作業に進めます。※冷蔵庫の場合は数時間。
8．作業台に打ち粉をしっかりとまき、7を順にビニール袋から出して今度はそれぞれ5㎜の厚さに麺棒でのばす。
9．ハート型で2重に抜き、内側のハートを取り出して別のところに置いておく。他の色の生地も同じように5mmの厚さに伸ばしてハート型で2重に抜き、中央のハートを取り出したら、それぞれ色の違う小さなハートの生地を中央に入れ込む。
※強力粉を少し入れた器にハート型を入れ、ポンポンと粉を付けてから、生地を抜きます。
10．シルパンを敷いた天板の上に9を並べ、いったん冷凍庫に天板ごと入れてさっと冷やす。その間にオーブンを180℃に予熱。
※天板3枚分ほどあるので、後から焼くものはトレイなどに並べて生地がだれないように冷蔵庫、または冷凍庫に入れておく。
11．180℃に予熱したオーブンで15～17分ほど焼き、網にのせて冷ます。
※焼き時間はあくまで目安です。うっすらと焼き色がつけばＯＫ。
ポイント
薄力粉は「エクリチュール」を使うと、ホロホロに仕上がります。
生地温度が上がりすぎすると生地がダレてしまい、型で抜いた通りに焼けないことがあります。作った生地はしっかりと冷やし、型抜きに時間がかかりすぎてしまったら、天板ごと一度冷蔵庫や冷凍庫で冷やすという工程を入れるといいでしょう。
オーブンの焼き時間はあくまで目安です。お使いのオーブンによって焼き上がりは様々ですので、それぞれのクセに合わせて調節してください。
使用オーブン：東芝石窯オーブン ER-VD7000
調理器具
クッキー型、粉ふるい器、ボウル、ヘラ、ハンドミキサー、カード、めん棒、アクリルルーラー、ビニール袋、クッキングシート、ケーキクーラー、シルパンなど。
使った抜き型はこちら。
シルパンはこういったものです。
網目状の加工がされているので、クッキーなど広がらずに上に伸びて焼けます。また仕上がりがサクサクに。いろいろなサイズがあるので、ご自宅に天板にあったものを選ぶといいです。
※「シルパット」というものもありますが、こちらはツルツルの加工がされたマットで、マカロンなど焼成時に広げながら接地面をツルッと焼きあげたい時に向いています。
めん棒は太めのものを使うと伸ばすのが楽！
アクリルルーラーはこういったものです。10㎜、5㎜です。
ラッピング
脱酸素剤と一緒にガス袋に入れ、クリップシーラーで熱圧着。その後、シールを貼っています。
クリップシーラーはこちら
ガス袋はこちら
ガス袋に入れた物をクッキー缶に詰め、リボン、シール、タグを使ってかわいく仕上げてみました。
クッキー缶はこちら
リボン、シール、タグはそれぞれ以下を使用
このレシピについて
2021年9月 コッタ連載レシピとして考案。ホワイトデー向けレシピとして。
2021年2月22日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に原形が登場。
