お好みドライフルーツでパウンドケーキ
難易度 ★★☆☆☆
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ドライフフルーツを入れた王道パウンドケーキです。ドライフルーツはお好みの組み合わせでOK!
ここでは各20g×5種類で、100gのドライフルーツを入れてみました。もちろんお好みで増やしていただいてもかまいません。
パウンドケーキ生地はプレーンタイプですが、アーモンドパウダーを少し加えて風味をアップさせ、分離を防ぐために卵黄多めの配合にしてあります。ベーキングパウダーを配合しているため、お菓子作り初心者の方でも安心して作っていただけます。
具材なしで焼けば、プレーンなしっとりふわふわパウンドケーキが焼けますよ!
材料(8cm×21cm×H6cm)
<パウンド生地>
- 薄力粉・・・100g
- ベーキングパウダー・・・3.5g
- アーモンドパウダー・・・20g
- 無塩バター・・・120g
- グラニュー糖・・・120g
- 卵・・・120g(準備参照)
- ラム酒・・・小さじ1
<ドライフルーツ>
- レーズン、クランベリー、ブルーベリー、アップルチップ、オレンジピール・・・各20g
<仕上げ>
- アプリコットジャム・・・50g
- 水・・・25ml
準備
- バターと卵は室温にもどす。
- 卵は3個をボウルに割り入れ(M寸だと150gほど)、そこから卵白のみを30g取りのぞいて120gにする。しっかりと溶いて、コシを切っておく。※取りのぞいた卵白は、冷凍可。フィナンシェやマカロン作りに使えます。
- 型に敷紙を敷く。
- 薄力粉・ベーキングパウダーは合わせて2回ふるう。
- オーブンは170℃に予熱する。
作り方
<パウンド生地を作って焼く>
1.オレンジピールは細かく刻み、他のドライフルーツもしっかりとひとつひとつを離し(大きいようなら少し刻み)、5種を合わせて強力粉(分量外:少々)をまぶして和える。ざるに入れて余分な粉はすべて落としておく。
※具材が沈まないための下準備になります。強力粉がない場合は薄力粉でもかまいませんが、強力粉のほうがより沈みにくくなります。沈みをあまり気にしない場合は、この工程を省いてもかまいません。

2.ボウルにバターを入れ、ハンドミキサー中速でクリーム状になるまで混ぜる。さらにグラニュー糖を2回に分けて加え、都度混ぜ合わせる。


3.2がふんわりとしてきたら溶き卵を5回ほどに分けて加え、都度ハンドミキサー中速で混ぜ合わせる。
※溶き卵の温度が低いと分離しやすくなります。


4.卵とバターが一体化したらアーモンドパウダーを加え、低速でなじむまで混ぜ合わせる。

5.4に準備の薄力粉+ベーキングパウダーを再びふるいながら入れ、ヘラで切るように混ぜ合わせる。


6.粉気がなくなったら1のドライフルーツ、ラム酒を加え、引き続きゴムベラで切り混ぜする。生地にツヤがでてきたらOK。


7.準備しておいた型に6の生地を流し入れ、ゴムベラで表面を平らにして軽くトントンとする。

8.170℃のオーブンで45~50分間焼く。焼き上がったら型から出してケーキクーラーにのせ(紙はつけたまま)、粗熱をとる。

<仕上げる>
1.パウンドケーキの粗熱をとっている間に、小鍋にアプリコットジャム・水を入れて弱めの中火にかける。時々混ぜながら2分ほど加熱する。

2.1を茶こしでこし、残った果肉はヘラで裏ごしする。茶こしの裏についた果肉もこそげ落として一緒に混ぜ合わせ、再び鍋に戻して1分ほどクツクツするまで加熱する。トロっとすればOK。


3.粗熱がとれたパウンドケーキの上面に、2を熱いうちにたっぷり刷毛で塗る。

4.袋に入れるなどして乾燥を防いで一晩おき、敷紙を外す。食べやすい幅にカットする。


ポイント
オーブンの焼き時間はあくまで目安です。お使いのオーブンによって焼き上がりは様々ですので、それぞれのクセに合わせて調節してください。思った以上に焼く!というのが大きなポイントです。
使用オーブン:東芝石窯オーブン ER-VD7000
選ぶ薄力粉によって食感がかわってきます。
軽く仕上げたい場合は「スーパーバイオレット」がおすすめ。

どっしりと焼き上げたい場合は「ドルチェ」がおすすめ。

ドライフルーツの他の例としては、フィグ、レモンピール、マンゴー、カシスなどなど。ナッツ類を足してもいいです。1種類だけで作るというのももちろんありです!
ブルーベリー+クランベリー+くるみの組み合わせて作ったものがこちら↓



仕上げのツヤ出しをしないで焼きっぱなしというのもあり!ラム漬けにしたクランベリー&レーズンの2種がたっぷり入っています。
調理器具
ボウル、ハンドミキサー、ヘラ、パウンド型、はけ、小鍋、グラシン紙、ざる、ケーキクーラーなど
パウンド型はこちらを使用しています。

ラッピング



カットしたものをOPPの袋に入れ、リボン+シールで固定しています。

個別包装にすれあ箱詰めにもできます。
このレシピについて
2009年3月1日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に原形のパウンドケーキを投稿。その後何度も登場
2021年4月 コッタ連載のために再考案
2021年4月15日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿