ぶりの漬け焼き

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におすすめ/養殖なら  他季節ごと旬の魚で調理可

我が家では、日常ごはんからお正月のおせちにまで登場する一品。写真ではぶりを使っていますが、他の魚でもこの手法でおいしく食べることができます。

ただし皮目が上面を覆う魚(さば、あじなど)は焦げやすいので気をつけます。

ー目次ー
材料
作り方
<ぶりの下処理をする>
<ぶりを漬けて焼く>
ポイント
調理器具
他の魚例
おすすめの追加メニュー(献立)
このレシピについて

材料(3~4人分)

  • ぶりの切り身・・・3~4切れ
  • ぶり用塩・・・ぶりの重量の1~2%
  • 【A】酒、みりん、しょうゆ・・・各大さじ2~4(ポイント参照)
  • しょうが・・・ひとかけ

<薬味>

  • ゆずの皮、乾燥唐辛子・・・各適量

作り方

<ぶりの下処理をする>

1.ぶりの両面に塩をふって30分ほどおく。

※切り身が大きければ2分割にしても。骨がある場合は抜くのがおすすめ。

2.ぶりの表面に出た水分をキッチンペーパーでおさえる。

<ぶりを漬けて焼く>

1.密封袋に下処理が済んだぶり、【A】、おろしたしょうがを入れ、冷蔵庫で1時間~好みの時間漬け込む。

※漬け込み時間が長いほど味が深く入ります。

※おせちに使う場合は、大晦日の夜につけ込み元日に焼くというパターンがおすすめ。

2.1をグリルの網にのせ、両面こんがりと焼く。漬け込む時間が短い場合は、残った漬け液を途中何回か刷毛で塗るとよい。

※皮目の面積が広い場合など、焦げ目が気になり始めたら、上にアルミ箔を被せて続きを焼きます。

3.皿に盛り、あればゆずの皮、細かくした唐辛子をのせる。

上記はおせち用の盛り付けです。下に葉蘭を敷き、その上に漬け焼きをのせています。

おせち用にこんな盛り付け方も。漬け焼き自体が地味なので、おめでたい席では緑や他の色を添えると華やかになります。

日常ごはんではこんな感じになります。ゆずや唐辛子はなしの焼きっぱなし。これでも充分おいしいです。

ポイント

 調味料の量はぶり全体がひたひたに浸かる程度を目安にします。酒:みりん:しょうゆ=1:1:1であればアバウトでかまいません。

 ぶりは腹側を選ぶと脂のりのいいおいしい漬け焼きになります(もちろん背側でもOKです。さっぱりと食べられます)。

 他におすすめの第一選択の魚は、皮目が少なめの切り身(例、まぐろ、めかじき、鮭、鯛、たらなど)です。皮目が多い魚(例:さば、あじなど)は焼くときに焦げ付きやすいので、上にアルミ箔を被せる、後半上火を弱火にするなどして気をつけます。

調理器具 

 おせちの盛り付けに使っている角盛り皿はこちら


他の魚例

鯛バージョン

あじバージョン

まぐろバージョン

これはグリルではなくフライパンで焼き、漬け込んだタレを後半で加えて仕上げています。

おすすめの追加メニュー(献立)

このレシピについて

 ブログ「Quality of Life by JUNA」には初期から登場

 2015年著書『ほめられおせち』P38~39に掲載

 2023年12月第32回オンラインレッスンに登場

レッスンダイジェスト版はこちら↓