昆布だしで作る和風ミートソーススパ
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テレビの対決番組のために考えたパスタ料理です。プロの料理人がいる中、見事優勝!それ以来たくさんの方に愛されているパスタです。
ミートソースですが味の要になるのが昆布だし!顆粒だしでもかまいませんが、昆布からだしをひくとよりいっそうおいしくなります。
材料(3人分)
- パスタ乾めん…3束(300g)
- パスタをゆでる湯・・・2リットル
- パスタをゆでる塩・・・大さじ1強(湯に対して1%を目安)
<ソース材料>
- 牛豚合びき肉・・・ 250g
- トマト…大きめ1個
- タマネギ…1個
- にんじん…1/3本
- しいたけ…2枚
- にんにく…ひとかけ
- 昆布茶・・・小さじ1/2
- 昆布だし・・・300ml
- 日本酒・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ1
- しょう油・・・大さじ2
- バター・・・10~15g
- 塩・・・少々
- 黒コショウ・・・適量
<仕上げ>
- 白ねぎ(葉以外の白い部分)…1本分
- 大葉・・・15~20枚(お好みで)
- 赤・黄・オレンジのピーマン…適量(こちらはなくてもOK)
作り方
1.白髪ねぎを作る。
a.白ねぎを長さ3~4cmに切り、それぞれ繊維に沿って浅く切り込みを入れて四角く開く。 b.中央の芯は取り除き(あとで使う)、残った白い部分を広げて全部重ねる(真上に重ねるよりも少しずつずらして重ねるとよい)。 c.繊維に沿って千切りにする。 d.ざるに入れて流水でもむように洗い、ぬめりが取れたらしばらく氷水に放つ。 e.丈夫なキッチンペーパーなどに包んでギュッと水気を絞る。 |
2.タマネギ、にんじん、しいたけはみじん切りにする。にんにくは縦半分に切って中央の芽を取り除いたら、それぞれを包丁の腹でぎゅっとつぶす。
3.トマトの皮をむき(湯むき、ピーラー、火であぶるなど)、おおまかに切って種を取りのぞいたら、さらにざく切りにする。
4.フライパンに油(分量外:適量)と2のにんにくを入れて弱めの中火で加熱し、にんにくの香りがたったらタマネギ、にんじんを入れ、中火で透き通るまで炒める。さらにしいたけを加えて、油をまわすようによく炒める。
5.4にひき肉を入れて炒める。肉の色が変わったら昆布茶を加えてなじませる。
6.5に昆布だし汁、3、日本酒を加えて中火でグツグツ煮る。アクが出るようならすくいとり、さらにみりん、しょう油を加えて、ボタっとするまで15分ほど煮込む。
7.ソースを煮込んでいる間にパスタを湯と塩でゆでる。大葉は千切りにする。カラーピーマンをのせる場合は、竹串で皿のまわりに盛り付ける。
8.7の水分が1割まで減ったら塩・コショウで味を調え、仕上げにバターを加えて溶かす。にんにくは取り出す。
9.ゆであがったパスタをの皿の中央に盛って8をかけ、白髪ねぎ、大葉をこんもりとのせれば完成。
ポイント
うまみたっぷりの昆布だしを使っているので、通常のミートソースのように長時間煮こむ必要はなく、この程度の煮こみ時間で充分です。またこの煮こみ時間にすることで、野菜の食感を活かしたミートソースになります。
食べる時は全体をよく混ぜ合わせて食べます。
調理器具
ソースには26cmほどの深型フライパンを使っています。
アレンジ

なす入りバーション
なすは角切りにし、オリーブオイルで単独でソテーして軽く塩をします。いったんトレイなどに取り出しておき、ソースがボタッとした段階で加えてソースとなじませ、仕上げるといった流れ。
パスタではなくごはんに添えています。和風テイストなのでごはんにも合うのです。


このミートソースを使った「チーズポテトグラタン」です。レシピは写真をタップ!

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このレシピについて
2014年2月22日 テレビ朝日「関ジャニの仕分け∞ 特別編」という料理対決番組のためにレシピ開発。優勝をおさめる。
2014年 著書「JUNAさんの幸せ和風ごはん」P82に掲載
2015年4月 リクルートの動画配信サービスにて公開