ミートソース
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JUNAの料理の中でハンバーグと並ぶほど人気があるのが、こちらのミートソースです!
10代の頃からずっと作り続けているもので、長い時を経て進化を遂げながらより絶品なミートソースに変身。
お子さんから大人まで、みんなで楽しめる最高のパスタです。
材料(5~6人分)
<ソース>
- 牛豚合いびき肉、または牛ひき肉・・・500g
- タマネギ・・・1個
- にんじん ・・・1/2本
- セロリ・・・茎の部分1本分
- きのこ類(ブラウンマッシュルーム、またはしいたけ、またはしめじ)・・・量はポイント参照
- にんにく・・・1かけ
- オリーブオイル・・・大さじ3~
- 赤ワイン・・・カップ1/2ほど
- 乾燥ローリエの葉・・・1枚
- 【A】カットトマト、またはホールトマトパック・・・2箱(ポイント参照)
- 【A】水・・・上記トマトパックで1~2杯ほど(ホールの場合は2杯)
- 【A】はちみつ・・・小さじ1ほど
- 【A】固形コンソメ・・・1個(粉末小さじ2でも)
- 塩・・・小さじ2/3~お好みで
- バター ・・・20g
- コショウ・・・適量
<麺>
- パスタ乾麺・・・人数分
- パスタをゆでる湯・・・2~3人分で2L
- パスタをゆでる塩・・・湯の1%
<仕上げ>
- パルメザンチーズ、粉チーズなど・・・適量
- 粗挽き黒コショウ・・・適量
- パセリ・・・あれば
作り方
<ミートソースを作る>
1.タマネギ、セロリ、にんじんはみじん切りにする。きのこ類はブラウンマッシュルームなら薄切り、しいたけならみじん切り、しめじなら小房に分ける。にんにくは縦半分に切り、それぞれ包丁の腹でギュッとつぶす。


2.深いフライパンにオリーブオイル(分量外:少々)を入れて強めの中火にかけ、ひき肉を焼くようにしてしっかりと炒める。ところどころに焼き色が付いてパラッとしたら、赤ワインを回し入れて香り付けする。水分が飛んだらいったんトレイなどにあける。



※脂分が多いひき肉の場合は、平らなザルなどにいったんあけ、余分な脂をキッチンペーパーに落としてからフライパンにもどし、赤ワインを加えます。

3.フライパンにオリーブオイル大さじ3を追加して弱めの中火にかけ、にんにくを入れてオイルの中でチリチリするまで加熱する。
肉を先にしっかりと焼くように炒めることで、肉の臭みを飛ばす目的があります。赤ワインもピンポイントでお肉に入り、風味が立ちやすくなります。 もしも面倒に感じるようなら、肉を炒める前に4、5のきのこ類を加えるまでを行い、それをフライパンの端によせ、空いたところでひき肉を炒める方法でもかまいません(行程5の3枚目写真)。 |
4.にんにくの香りがフワッと立ったらタマネギ、にんじん、セロリを加え、引き続き弱めの中火でじっくり炒める。途中でオイルが足りないようならプラス大さじ2を上限に足し、オイルの中で野菜をチリチリさせながらうま味と甘みを引き出す。

5.野菜にオリーブオイルの色が入ってくったりとしたら、きのこ類を加えて炒め合わせ、さらにひき肉を戻して野菜と一体化させる。


野菜を先に炒めた場合は、このような形でひき肉を炒めます。赤ワインはひき肉がパラッとしたら全体に加えていきます。![]() |
6.5に【A】、半分に折ったローレルの葉を加えてなじませる。


※カットトマトの場合はそのまま入れてかまいませんが、ホールの場合はいったんボウルなどにあけ、手でつぶしてから加えます。
※ホールトマトを使う場合は、カットトマトの時より煮込み時間を長くして酸味を飛ばしたいので、水を多めに入れます。
7.初手でアクが出るので丁寧にすくい、ヘラで時々混ぜながら、弱めの中火~弱火(ソースが軽くクツクツする火加減)でしばらく煮込む。

※ふたはせず、加えた水分を飛ばしながら濃縮していくイメージで煮ていきます。
8.水分が2~3割ほどになったら塩(小さじ2/3)を加えてなじませ、引き続き煮込む。
※7~8の行程でトータル1時間ほどを目安に煮込みます。ホールトマトの場合は加える水分が多い分、さらに煮込み時間を少し延ばします。

9.水分が1~2割になってがボタッとした感じになったら味見をし、自分の好みの塩加減に調節する。味が決まったらバターを加え溶かし、仕上げに黒コショウを加えてなじませ火を止める。
※ローリエとにんにくは火を消したら取り出します。


<パスタをゆでて仕上げる>
1.塩を加えた湯でパスタをお好みの固さでゆで、器に盛る。
2.ミートソースをかけ、パルメザンチーズ(または粉チーズ)をかける。お好みで粗挽きコショウを全体にひき、あればパセリをふりかける。

ポイント
きのこ類はブラウンマッシュルーム、しいたけ、しめじなどからお好みで選んでもらってかまいません。マッシュルームなら小1パックを薄切りにして使用、しいたけなら2枚ほどをみじん切りに、しめじなら1/2株ほどを小房に分けて使います。きのこ類を入れると、香味野菜のうまみを抱えてくれるのと同時に、きのこのうま味や風味がプラスされてよりおいしいミートソースになります。
酸味少なめ、かつ早めに仕上げたい場合はカットトマトをチョイス、酸味を取るために少し煮込み時間は要りますが濃厚に仕上げたい場合は、ホールトマトをチョイスします。
調理器具
ソースには28cmの深型フライパンを使っています。
ガス火だとこちらがおすすめ。我が家は3代目!
ひき肉をとっているトレイ&ざるはこちら
パルメザンチーズをおろすならこちらがあると便利
保存
清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3日ほど持ちます。必ず加熱して使います。
冷凍したい場合は、一度に使う分ずつジップロックなどの丈夫な密封袋に入れ、空気をしっかりと抜いて平にし、急冷します。冷凍庫で3週間ほど持ちます。電子レンジで解凍後、加熱して使います。
アレンジ
煮込み時間を少しでも短縮したいときは、トマトパック2パックを
・カットトマトパック1パック
・トマトピューレ200g
に代えて作ります。ピューレはよりトマトが濃縮されているので煮込み時間が短縮できます。水は同じように加えてください。

ミートソースをかけずにパスタとなじませるパターン

かけて食べるのとはまた少し違った味わいで楽しめます。
【作り方】
1.フライパンに必要な量のミートソースを入れて温める。
2.1にゆでたパスタ+パスタのゆで汁、ケチャップ少々を加えてグルグルとなじませる。



3.器に盛ってパルメザンチーズ、粗挽きコショウをかけ、パセリを添える。

麺とソースの一体化が楽しめます!
生パスタ&ナス+ズッキーニプラスバージョン

ミートソースの仕上げに、ソテーしたズッキーニとなすを加え、市販の生パスタをゆでて加え、絡めたものです。
仕上げにはパルメザンチーズをたっぷりとおろして♪
ミートソースでワンプレート

女子向けワンプレートです。ミートソース、パンケーキ、サラダのセット。

ミートソースを使った料理
ラザニア
レシピは写真をタップ!

ミートソースドリア風

耐熱容器に温かいごはんを詰め、上にミートソースをのせて平にならします。
※ごはんが出ないように全体をきっちり覆います(ごはんが出るとそこが硬く焼けてしまうため)。
さらにとけるkチーズとアーモンドを散らし、トースターでチンすればOK。



多めに作ったミートソースの翌日の楽しみ方としておすすめ!


ソテーしたなすをのっけて焼いてもおいしいです。

なすとパプリカのミートグラタン

冷凍ストックしておいたミートソースを使っています。
ソテーして塩・コショウをしたなすとパプリカにを耐熱皿に並べ、その上に温めなおしたミートソース、チーズ、粉チーズ、アーモンドスライスをのせます。あとはオーブン(220度)でいい焼き色が付くまで焼けばOK!
※なすのみでもかまいません。
おすすめの追加メニュー(献立)


他におすすめのパスタ



動画
このレシピについて
2008年4月6日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に掲載
2008年 著書「JUNAさんの家族を幸せにする毎日のごはん」P12~13に掲載