豚スペアリブの熟成本みりん煮込み
![]() |

「五年熟成本みりん」という
しょうゆのように濃い色のみりんを使って煮込みました(ポイント参照)。
色がかなり深く入り、味わいも奥深く香りも芳醇になります。
もちろん通常の本みりんを使って作ることもできます。
色や香りはここまででませんが、それでもとてもおいしいく仕上がります。
ホロホロとスプーンで崩れるやわらかさになります。
タレと一緒に丼にしてもいいですし、おつまみとしても。
※ひと晩寝かす工程が入ります。
材料(4~5人分)
- 豚スペアリブ・・・800~1000g(骨込み)
- 白ねぎの葉の部分・・・1~2本分
- しょうが・・・まるまる1個
- にんにく・・・ふたかけ
- 乾燥唐辛子・・・1本
- 下ゆでに使う日本酒・・・適量(100ml~)
- 【A】水・・・カップ1
- 【A】日本酒・・・100~150ml
- 【A】熟成本みりん・・・100~150ml
- 【A】しょうゆ・・・100~150ml
作り方
1.白ねぎの葉は包丁の腹で軽くつぶして4~5cm幅に切る。しょうがは皮ごと薄切りにする。
2.大きな鍋にたっぷりの水(分量外)を入れ、スペアリブ、1の白ねぎとしょうがの半量、下ゆでに使う日本酒を入れて中火にかける。煮立ったらアクをすくい、アクの出が落ち着くまで20分ほど煮る。

3.厚手の鍋にゆであがった豚肉を湯をきって入れ、さらに【A】、白ねぎの葉としょうがの残り、皮をむいたにんにく、半分に折って種をとりのぞいた乾燥唐辛子を入れて中火にかける。

4.煮立ったらアク取りシートをかぶせ、コトコトといった火加減にして2時間半ほど煮込む。

※コトコト=弱火では少し足りないので、中火以下でうまくコントロールしながら煮ます。
※ある程度は煮詰めたいのでふたはしません。
5.鍋ごと粗熱をとったら、しょうがと豚肉以外のものは取り出し、再びアク取りシートをかぶせてふたをし、冷蔵庫で一晩寝かす(中まで味をがつんと入れます)。
6.食べる直前にアク取りシートをとって中火~弱めの中火にかけ、スプーンで煮汁を豚肉にかけながら、中が温まるまで火を入れれば完成!

ポイント
みりんはこちらを使いました。島根県の李白のみりんです。レッスンのために購入したもので、残ったものを贅沢に料理にたっぷりと使ってみました。


【A】の中の調味料の量は、使う鍋、煮詰める水分量によります。材料の範囲で1:1:1であればだいたいでOK!
工程2で豚の臭み、余分な脂などを落とし、硬い繊維質をやわらかくします。
鍋ごとテーブルに出すスタイルにしていますが、器に盛るスタイルでも。
調理器具
豚肉を下ゆでするときに使った鍋はこちら。
本煮のときは厚手の鍋(保温力の高い鍋)がおすすめ。レシピ内ではシャスールの鍋を使っています。

おすすめの追加メニュー(献立)
他におすすめの豚肉料理

このレシピについて
2023年12月5日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に掲載