ひじきの炒め煮
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家庭料理の炒め煮の王道、ひじきの炒め煮です。具だくさんで栄養満点!
炒め煮の黄金比率で作ることができます(ポイント参照)。
材料
- 乾燥ひじき・・・20g
- 大豆の水煮・・・150g
- 油揚げ・・・1枚
- 干ししいたけ・・・大きすぎないもの2個
- れんこん・・・60g
- にんじん・・・1/3本
- いんげん・・・7~8本
- 米油・・・適量
- 【A】だし汁(かつおだし、またはかつお昆布だし)・・・カップ1
- 【A】干ししいたけのもどし汁・・・カップ1/2
- 【A】日本酒・・・大さじ2
- 【A】砂糖・・・大さじ1
- 【A】みりん・・・大さじ1
- 【A】しょうゆ・・・大さじ2
- 香り付けのしょうゆ・・・小さじ1ほど(好みに調節)
作り方
1.干ししいたけは水、またはぬるま湯につけてもどす。
※水で戻す場合は時間がかかるので、前の晩に浸けて冷蔵庫に入れながらもどします。うま味がたっぷりと出ます。
※ぬるま湯はその場でもどすことが可能です。うまみはそこそこです。
※急いでいる場合は、すでにスライスされた干ししいたけを使うとすぐにもどります。
2.ひじきは水に20分ほど浸ける。もどったらざるにあげて流水で軽く洗い、水気をしっかりときる。
3.大豆の水煮はざるに入れて洗い、水気をきる。
4.れんこんは薄いいちょう切りにし、水、または酢水にしばらく浸けたらざるにあげ、水気をきる。にんじんは千切りに、油揚げは細切りにする。いんげんは斜め切りにする。
5.フライパンに米油をひいて中火にかけ、にんじん、れんこんを炒める。油がまわったらひじき、干ししいたけを加えてさらに炒める。
6.全体がなじんだら【A】、大豆の水煮、油揚げを入れてなじませ、ヘラで時々返しながら炒め煮にする。
7.煮汁が2割ほどになったらいんげんを加え、いい色になるまで炒め合わせる。仕上げに香り付けのしょうゆを加えて好みの味に調え、火を止める。しばらくフライパンにおいて味を煮含ませてから器に盛る。
ポイント
炒め煮の黄金比率=日本酒:みりん:砂糖:しょうゆ=2:1:1:2
わかりやすい典型配合
だし汁 | 300ml |
日本酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
しょうゆ | 大さじ2 |
だし汁はかつおだし、またはかつお昆布だしがおすすめ。使用量が少なめなので、顆粒だし+水でかまいません。
だしをひくとよりおいしい炒め煮になります。
調理器具
炒め煮には26cm深型フライパンがおすすめ。
ガス火専用だとこちらがおすすめ。
アレンジ
具材はあくまで例で、冷蔵庫にその時あるものでいいと思います。
干ししいたけがない場合は、しいたけ、しめじ、えりんぎなどのきのこ類で代用可。その場合、戻し汁はなくなるので、だし汁を300mlに増やします。
春はれんこんのかわりにたけのこを使ってもおいしいです。
大豆の水煮のかわりに、ちくわやなるとなどの練り製品を入れても。こんにゃくもよく合います。
夏は大豆の水煮の半分を枝豆にしてもおいしいです。

ひじき、大豆水煮、枝豆、にんじん、しいたけ、いんげん、油揚げ使用。
アクセントにしょうがの千切を加えても。
いんげんは絹さややアスパラガスでも代用できます。
乾燥ひじきではなく、生ひじきを使って作ることもできます。
春頃に出る本物の「生」ひじきの場合は、よく洗って下ゆでしてから使います。乾物をゆでて「生」として売っている場合もあるので、そういう場合は洗うのみでOK。

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このレシピについて
2006年当時運営していたHPに作り方を掲載。
ブログ「Quality of Life by JUNA」には2009年6月23日に再掲載。
2012年 著書『JUNAさんの幸せ弁当』に掲載。
2022年3月 第11回定期レッスン「炒め煮の黄金比率」の一例としてレシピ資料に登場。