塩パン

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難易度 ★★★☆☆

いろんな塩パンを食べていきついたレシピです。

ホームベーカリーでできるお手軽バージョン!配合はなるべくシンプルに。卵なし。

粉はフランスパン専用粉のリズドォル(ポイント参照)を使っています。

ー目次ー
材料
作り方
ポイント
調理器具
おすすめの追加メニュー
他におすすめのパン
このレシピについて

材料(8個分) 

<生地>(  )内はベーカーズ%

  • 準強力粉(フランスパン用準強力粉 リスドォル)・・・280g
  • 塩・・・5g(2%)
  • 砂糖・・・5g(2%)
  • スキムミルク・・・7g(2.5%)
  • ドライイースト・・・3g(1.3%)
  • 無塩バター・・・20g(7.2%)
  • 水・・・168g(60%)

<その他>

  • 中に入れる有塩バター・・・40g~
1個に付き5~8gの間で用意×8個分
※棒状にカットして、使う直前まで冷蔵庫で管理。
  • 仕上げ用のお好みの塩(ポイント参照)・・・適量

作り方

1.ホームベーカリー(以下HB)にパン生地材料を入れ(入れ方は各HBに準ずる)、こね~一次発酵まですませられるコースを選択する。

↑一次発酵完了後の生地。

2.1を作業台にあけ、全体を握りこぶしで軽くつぶしてガス抜きし、総量を計って8等分する(1個60gほど目安)。それぞれの生地をまるめ、ぬれ布巾をかぶせて15分ほど生地を休ませる(ベンチタイム)。

3.2の生地を1つずつ成形する。

※成形はロールパンのようにまん丸ではなく、横に細長いスタイルにします。
二等辺三角形を底辺からクルクル巻いていくイメージです。

(1)手でガス抜きをかねて丸く広げ、写真左上のように両端を内側に折り、さらにそれを半分に折ってとじ目をしっかりと指でとじ、写真右上のように三角形にする。

(2)三角形にした生地をめん棒で矢印の方向にそれぞれのばし、下の写真のようにする(もっと底辺をぐいっと出してより三角形にしても)。

※生地が作業台にくっつきすぎているようなら、カードでいったん丁寧にはがす。



(3)手前の生地に中に入れる用の冷たい有塩バターをおき、生地を少し引くようにしてクルッと包んだら、両端の生地をつまんでバターが溶け出ないように穴をふさぎ、そのまま上の方向にくるくると巻いていく。巻いた生地はシルパット(またはクッキングシート)を敷いた天板にのせる。

※生地はひっぱりすぎないように注意。

4.3にパンマット(あれば)+ぬれ布巾を被せ、30℃で30~35分ほど二次発酵する。ひとまわりポワンと大きくなればOK。

5.生地上面にお好みの塩をかけ、200℃にすでに予熱完了したオーブンで15分ほど焼く。

6.焼き上がりにもしもバターがもれ出てしまっているものがあれば、そのバターははけでパン上面に塗ってあげるとよい。

ポイント

 粉は「リズドォル」という準強力粉がおすすめ。食べた時の歯触りの「軽さ」が出ます。

フランスパン用準強力粉 リスドォル 1kg

 砂糖が少ない配合なので焼き色が付きにくい分をスキムミルクでカバー。風味もプラスされます。

よつ葉 スキムミルク

 生地に使うバターは無塩、中に入れるバターは有塩をチョイスします。

 仕上げの塩は、カリッとした食感が出る粒タイプのものがおすすめ。

フルール・ド・セル 150g

調理器具

 ホームベーカリーはパナソニックのものを使っています。

 生地を分ける時、成形するとき、作業台からはがすときなど、カード(コヌル)があると便利です。100円ショップなどでも買えるので、パン作りをする場合は持っておくのがおすすめ。もちろんステンレス製のスケッパーでもかまいません。

TC Pドレッジ(カード)

 作り方4のパンマットとは、別名キャンバス地ともいい、水分多めのパン生地などに直接かぶせても、生地が付かない仕様になっている布のことです。直接ぬれ布巾をかけると生地にはりついて傷みの原因になるため、間にパンマットを挟むのがおすすめです。フランスパンの発酵時に使われたりもします。製菓材料店やネットなどで購入できます。

パン・ケーキマット

パンを焼くときに使っているマットは「シルパン」です。何度も繰り返し使えます。

シルパット(240×360)

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このレシピについて

 2019年10月5日 ブログ「Quality of Life by JUNA」にレシピを投稿

 2020年 ムック本「レシピブログの人気パンレシピBEST100」(宝島社)に掲載