ロールパン(バターロール)
難易度 ★★★☆☆

テーブルロール(食事用の小さなパン)の代表と言えば、ロールパン!
そのままでもちろんおいしい配合にしていますが、サンドパンとしても使えます。
レシピは手ごねですが、ホームベーカリーで一次発酵まで済ませてもOK。
いろんなシーンでお楽しみください。
ー目次ー 材料 準備 作り方 <生地を作って1次発酵→分割→ベンチタイム> <成形する> <二次発酵して焼く> ポイント 調理器具 ホームベーカリーの場合 アレンジ ショコラロールパンはこちら 他におすすめのパン このレシピについて |
材料 10個分
<生地材料>
- 【A】強力粉・・・280g
- 【A】ドライイースト・・・4g
- 【A】砂糖・・・30g
- 【A】塩・・・5g
- 【A】スキムミルク・・・15g
- 水・・・172g
- 卵黄・・・1個分
- 無塩バター・・・40g
<その他>
- ツヤ出し用の溶き卵+水(2:1ほど)・・・適量
準備
- オーブンの天板にクッキングシート、またはマット(調理器具参照)を敷く。
作り方
<生地を作って1次発酵→分割→ベンチタイム>
1.大き目のボウルに【A】(強力粉280g、ドライイースト4g、砂糖30g、塩5g、スキムミルク15g)を入れてカードで均一になるまで混ぜ合わせ、水、溶いた卵黄を加えてさらにカードで混ぜ合わせる。水分が見えなくなったら手で軽く全体をこねてまとめ、作業台に出す。


2.1を手前から向こう側に向かって伸ばすように縦にこねる(縦ごね)。台離れが少しよくなってきたら時々生地をたたき(たたきごね)ながら水分調節をし、手元で丸めるようにこねる「丸めごね」も混ぜ、生地をまとめていく。


3.2の生地にバターを加えて包むようにし、再び「縦ごね」→台離れがよくなったら「たたきごね」⇔「まるめごね」をし、グルテン膜をしっかりと作る。丸めた時に表面がつるんとなり、生地を押したときに弾力を感じればこねあがり。生地下をしっかりと閉じ、ボウルに入れてラップで覆う。


4.3を30℃で40分ほど(時間は目安)1次発酵する。ぼわんと2倍くらいの大きさになればOK。
※写真のようにフィンガーチェック(指に粉を付けて中央をさし、生地もどりがなければ一次発酵終了)を行うと確実です。


5.全体をこぶしで押すようにしてガス抜きをし、総量を計量して10分割する。それぞれ生地を引くようにして丸め、下に集まった生地をしっかりと指で閉じ、パンマット(調理器具参照)+ぬれ布巾+ラップをかぶせて15分ほど休ませる(ベンチタイム)。


<成形する>
1.休ませた生地を手のひら、または麺棒でつぶすようにしながら円形に広げる(ガス抜きも兼ねる)。

2.左右の生地をV字になるように内側に折り込み、さらにそれを真ん中で折り上げて指でしっかりとつまんで生地を閉じる。


3.2を中央から左右にむかって手で伸ばし、手前に生地が厚い方をおいて中央に麺棒をおき、今度は上下に生地を広げていく。
※思っているよりも長く伸ばしましょう。




4.軽く台から生地を離したらクルクルと巻き上げ、巻き終わりを下にして天板に並べる。

<二次発酵して焼く>
1.パンマット+ぬれ布巾+ラップを被せ、30℃で30分(電子レンジの発酵機能利用)+室温発酵をする(二次発酵)。ひとまわりぼわんと大きくなれば二次発酵完了。
※室温発酵をしている間にオーブンを200℃に予熱しておきます。

2.1の表面に、混ぜ合わせておいた溶き卵+水をハケでぬる。

2.200℃のオーブンで10~13分(時間は目安)焼き、すぐに網にとる。
※乾燥を防ぐため、軽く粗熱がとれたらすぐにビニール袋に入れましょう。


ポイント
強力粉はスーパーカメリヤがおすすめです。

ドライイーストはこちらを使っています。「赤」が向いています。

スキムミルクはこちら。

卵白を入れると生地がしまって硬くなりがちなので、卵黄だけを使っています。
成形時、生地のひっぱりすぎや乾燥に気をつけましょう。手早く!が基本です。
調理器具
オーブンの天板に敷いているマットはこういったものを使っています。お使いの天板に合った大きさを選びましょう。もちろんクッキングシートでもかまいません。

パンマットはこちら。天板に合うように切って使っています。

ホームベーカリーの場合

1.お手持ちのホームベーカリーの材料の入れ方に準じて材料を入れ、「パン生地を作る」などのコースで一次発酵まですませる。
2.10分割してベンチタイムを15分ほどとってから成形(方法はすべて上記と同じです)。
3.室温で一回り大きくなるまで二次発酵。
※ホームベーカリーで一次発酵まで行ったパン生地は過発酵になりがちなので、室温で様子を見ながら発酵するのがおすすめ。
4.つや出し溶き卵を塗って焼成。
アレンジ

ハンバーグサンドにするととてもおいしいです!

ウインナーを中央に入れてクルクル巻けいて焼けば、ウインナーロールに!

半分はロールパンに、半分はレーズンパンなどにすることもできます。



a. 丸く広げた生地にレーズンをのせる。
b. 手前からクルクルと巻く。
c. bの巻き終わりを縦にし、再び手前からクルクルと巻く。



d. 巻き終わりを下にして作業台におく。
e. 中央に包丁を途中まで入れる(下まで切らないように注意。真ん中ほどで止めます)。
f. 切り込みを開いて円状にし、耐熱カップにのせる。


g. ロールパンと一緒に二次発酵。
h. つや出し溶き卵を塗り、アーモンドとグラニュー糖を散らして焼成。

生地半分にレーズン(50g)を粗めに刻んだものを混ぜ込んで丸パンにしてもおいしいです。仕上げ時にクープを入れて粗めのグラニュー糖をかけています。



ショコラロールパンはこちら


他におすすめのパン

このレシピについて
ブログでは初期から登場。いろいろなレシピ改良を経て2020年こちらのレシピに。