モンブランタルト

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難易度　★★★★★

タルト、スポンジケーキ、カスタードクリーム、モンブランクリームを使った本格的なクリスマス向けタルトです。とてもボリューミー！

行程が多いので、2日に分けて作るのがおすすめ。

1日目：タルト生地を作りアーモンドクリームを入れて焼く、スポンジケーキを焼く

2日目：カスタードクリーム、モンブランクリームを作って全体を組み立てる。

行程を簡略化したい場合は、市販のタルトカップ、市販のスポンジケーキを使うのがおすすめ。

栗の渋皮煮も作った物でももちろんかまいませんが、市販品を使うと楽です。

ー目次ー 材料 準備 作り方 ＜タルトを作って焼く＞ ＜アーモンドクリームを作って焼く＞ ＜生クリーム入りカスタードクリームを作る＞ ＜モンブランクリームを作る＞ ＜組み立てて仕上げる＞ ポイント 調理器具 栗の渋皮煮はこちら このレシピについて

材料（底18上部20cmのタルト型1台分）

＜タルト生地＞

• 薄力粉･･･100ｇ
• 無塩バター･･･60g
• 粉糖･･･50g
• 溶き卵･･･25g
• 塩･･･ひとつまみ
• 打ち粉用強力粉･･･適量（なければ薄力粉）

＜アーモンドクリーム＞

• アーモンドパウダー･･･50g
• 卵･･･50g
• グラニュー糖･･･30g
• 薄力粉･･･15g

＜スポンジケーキ18cm＞※すべて使うわけではありません

• 薄力粉･･･90g
• 卵･･･3個
• 砂糖･･･90g
• 製菓用ごま油･･･大さじ1

＜生クリーム入りカスタードクリーム＞

• 卵黄･･･2個分
• グラニュー糖･･･50g
• 薄力粉･･･20g
• 牛乳･･･150ml
• バニラペースト･･･小さじ1ほど（ポイント参照）※バニラエッセンスでも
• 生クリーム　100ml
• 生クリーム用砂糖　大さじ1/2

＜モンブランクリーム＞

• 栗の渋皮煮ペースト･･･200ｇ（ポイント参照）
• 無塩バター･･･30g
• グラニュー糖･･･大さじ1
• ラム酒･･･小さじ1
• 生クリーム･･･100mlほど

＜その他＞

• 生クリーム･･･200ml
• 生クリーム用グラニュー糖･･･20g
• 栗の渋皮煮･･･7～8粒
• ブルーベリーなどのフルーツ（いちごなどでも）･･･適量
• チャービルの葉、粉糖、チョコプレート、ピックなど･･･お好みで

準備

• タルト材料のバターと卵は室温にもどす。
• タルト材料の薄力粉は2回ほどふるう。
• オーブンを180℃に予熱する。
• スポンジケーキの薄力粉はふるっておく。

作り方

＜タルト生地を作って焼く＞

1．ボウルにバターを入れてハンドミキサー中速でクリーム状になるまで混ぜたら、砂糖を加えてさらに混ぜる。

2．卵を溶き、2～3回に分けて1に加え、その都度ハンドミキサー中速でよく混ぜる。卵と一体化したら塩も加えて混ぜる。

3．2に薄力粉を加え、ヘラで切るようにしてなじませる。

4．3を作業台にあけ、2～3回作業台にこするようにしてなじませてひとまとめにしたら、ラップに包んで2時間以上冷蔵庫で寝かす。

※急いでいる場合は冷凍庫で10分ほどでも。

5．作業台に打ち粉を広げ、4を麺棒で型より一回り大きく伸ばして型になじませる。型からはみ出た部分は包丁で切り落とし、切り落とした生地は薄い部分などを補強するのに使う。全体の厚みが均一になったらフォークで全体をつついて穴を開ける。

6．オーブンシートを敷いて重石をのせ、180度のオーブンで20～22分焼く。

※タルト生地のみで1度焼き、その後アーモンドクリームを詰めてさらに焼く方法にしています。底はそんなに焼きは入りませんが、あとからもう一度焼くため、生焼けを防ぐことができます。

＜アーモンドクリームを作って焼く＞

1．ボウルに卵、砂糖、アーモンドパウダー、茶こしでふるった薄力粉を入れて泡だて器でぐるぐる混ぜる。

2．焼いたタルトに1を入れ、180℃で20分ほど焼く。

※1日目をここで終える場合は、冷めたらビニール袋に入れて涼しい場所で保存します（気温が高い場合は冷蔵庫へ）。

＜生クリーム入りカスタードクリームを作る＞

1．ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、ハンドミキサー中速でマヨネーズ状になるまで混ぜる。

2．1に薄力粉を茶こしでふるいながら入れ、粉が見えなくなるまでハンドミキサー中速で引き続き混ぜる。

3．鍋に牛乳を入れ、まわりがプツプツするまで温める。

4．2に3を少しずつ加えながらヘラで混ぜ合わせ、全体が一体化したらざるでこして鍋に戻す。

※バニラエッセンスの場合はここで数滴加えます。

5．4を中火にかけ、たえずヘラでかき混ぜながらとろみをつける。底がポコポコ煮立ち、ツヤが出てカスタードクリーム状になったら火を止める。

6．5をバットにとり、上をラップで空気が入らないように密着させて覆ったら、保冷剤、袋に入れた氷などをのせて一気に冷ます（カスタードは痛みやすいので短時間で一気に冷ます）。

7．ボウルに生クリームと生クリーム用砂糖を入れ、氷水をはったボウルをあてながら、ハンドミキサーで6～7分立てにする。

8．冷えた6を別ボウルに入れ、ハンドミキサー中速でこしをきってなめらかにする。

※バニラエッセンスの場合は、ここで数滴加えます。

9．7の生クリームを8に加え、ハンドミキサー低速、または泡だて器で混ぜて一体化し、丸い絞り口（10号）を付けた絞り袋に入れる。使うまで冷蔵庫に入れておく。

＜モンブランクリームを作る＞

1.　ボウルにマロンペーストを入れてヘラでザッとほぐし、やわらかくしたバターを加えてなじませる。さらに、グラニュー糖、ラム酒を加えてヘラで混ぜ合せる。

※ペーストによっては硬い場合があるので、ハンドミキサーを使用してもOKです。

2.　1に生クリームを少しずつ加え、ヘラで都度混ぜてなめらかにする。

※クリームが硬く感じる場合は、生クリームを少し増やしてもかまいません。

4．モンブランの絞り口をつけた絞り袋に入れます。

＜組み立てて仕上げる＞

1．＜その他＞の生クリームと生クリーム砂糖を、氷水をあてたボウルに入れ、ハンドミキサー中速で7～8分立てにする。丸口の絞り口を付けた絞り袋に入れ、使うまで冷蔵庫に入れておく。

2．スポンジを7～8枚の厚さに2枚切り出し、内1枚は一回り小さな円に切り抜く。

※残ったスポンジは冷凍可能です。

3．タルトの上にカスタードクリームをグルグルと絞り出し、上に切り出したスポンジ（大きい方）を1枚乗せる。

4．3の上にカスタードを一回り小さく広げ、ブルーベリーを散らす。

5．4の上に小さくくり抜いたスポンジをのせ、カスタードを上に広げる。

6．5の上に食べやすい大きさに切った栗の渋皮煮をのせ、1の生クリームを山状になるように絞り上げる。

7．6の上にモンブランクリームをグルグルと絞り上げて全体を覆う。

8．残りの渋皮煮、生クリーム、チャービルの葉、チョコプレート、ピック、粉糖などで好みにデコレーションする。

ポイント

　オーブンの焼き時間はあくまで目安です。お使いのオーブンによって焼き上がりは様々ですので、それぞれのクセに合わせて調節してください。

使用オーブン：東芝石窯オーブン　ER-VD7000

　タルトに使う薄力粉は、サクッとした食感になるエクリチュールがおすすめです。

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　カスタードに加えるバニラペーストはこちら。

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※バニラエッセンスは加熱に弱いため、加えるタイミングがかなり後になります。

オーガニックバニラビーンズペースト

　栗の渋皮煮ペーストはこういったものです。

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　市販品のタルトカップはこちら。

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調理器具

　粉ふるい器、ボウル、ハンドミキサー、ヘラ、作業ボード、麺棒、フォーク、包丁、タルト用重石、型、刷毛、鍋、ざる、バット、保冷剤、クッキングシート、キッチンペーパー、ビニール袋、絞り口、絞り袋、ケーキクーラーなど

　タルト型はこちらを使用

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栗の渋皮煮はこちら

このレシピについて

　2013年12月25日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿

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