冷しておいしいマロンクリームサンドクッキー
難易度 ★★☆☆☆
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サクサクに焼いた型抜きのプレーンクッキーに、マロンクリーム&栗の渋皮煮をサンドしました。冷蔵庫でよく冷やしてケーキ感覚でいただきます。残暑が残る初秋におすすめ!
クッキー生地は6cmの細かすぎない花形で抜いていますが、まん丸のセルクル型でもかまいません。小さすぎないものがおすすめです。
ラッピングすればお土産にもなります。
※栗の渋皮煮は市販のものでももちろんOKですが、手作りのものを使うとよりおいしいです!
材料(12個分)
<クッキー生地>
- 薄力粉・・・200g
- 無塩バター・・・90g
- 粉糖・・・80g
- 塩・・・ひとつまみ
- 溶き卵・・・30g
- 打ち粉用強力粉 … 適量
<マロンクリーム>
- 生クリーム・・・200ml
- マロンクリーム缶・・・小1缶(100g)(ポイント参照)
- 栗の渋皮煮・・・6粒
準備
- バターは室温にもどす。
- 薄力粉は2回ほどふるっておく。
- 粉糖はダマがあれば麺棒などでつぶしておく。
作り方
<クッキー生地を作って焼く>
1. ボウルにバターを入れヘラでなめらかにする。少し硬い場合は、ハンドミキサー低速でさっと全体を混ぜてなじませ、ヘラに持ちかえるとよい。

2. 粉糖を3回に分けて加え、都度ヘラでよく混ぜ合わせる。一体化したら塩も加えてさらに混ぜ合わせる。

3. 2に溶き卵を2~3回に分けて加え、都度ヘラでよく混ぜ合わせる。

4. 3に薄力粉をふるいながら一気に入れ、ヘラで切るようにして混ぜる。

5. 全体がボソボソしてきて粉気が見えなくなってきたら作業台にあけ、下から上にむかって手首に近い部分で台にこすりつけるようにする。3~4方向にこすりつけることを数回繰り返して生地をつなげる(フレゼ)。


※生地が台からペロッとはがれるくらいになるまでを目安にします。
※「フレゼ」という作業は、以下の写真のように(生地色は少し違います)カードを使って行うこともできます。作業台に置いた生地を手前、または向こう側に細かく押し切りながら生地をなじませていきます。

6. 生地がきれいにまとまったらビニール袋に入れ、1cmほどの厚さにめん棒で伸ばす。アルミトレイなどに袋ごとのせ、冷蔵庫で2時間~一晩、急いでいる場合は冷凍で10分ほど休ませる。


7. 作業台に強力粉で打ち粉を広げ、6のビニール袋を開いて生地をのせる。上面をクッキングシートで覆い、めん棒で厚さ5mmに伸ばす。


8. 表面の打ち粉をはけできれいにはらって好みの型で抜き、天板に敷いたクッキングシート、またはシルパン(調理器具参照)の上に並べる。型には強力粉を付けてから抜くとよい。

9. 180℃のオーブンで12分ほど焼く。焼けたら網にのせて冷ます。
<マロンクリームを作って挟む>
1. 氷水をあてたボウルに生クリームを入れハンドミキサー中速で7分立てにし、マロンクリームを加えてさらに8分立てまで泡立てる。好みの絞り口をつけた絞り袋に入れる。

2. 栗を食べやすい大きさに切る。
3. クッキーの半量に1を中央から外側にグルグルと絞りだし、2を適量のせる。


4. 残りのクッキーに1のクリームをバターナイフなどでさっとぬり、3の上にのせて軽く押してなじませる。

5. 冷蔵庫でよく冷やす。

ポイント
薄力粉は「エクリチュール」を使うと、ホロホロに仕上がります。
マロンクリームはこちらを使用しています。
※マロンペーストよりも滑らかでクリームとのなじみがいいです。
生地温度が上がりすぎすると生地がダレてしまい、型で抜いた通りに焼けないことがあります。作った生地はしっかりと冷やし、型抜きに時間がかかりすぎてしまったら、天板ごと一度冷蔵庫や冷凍庫で冷やすという工程を入れるといいでしょう。
オーブンの焼き時間はあくまで目安です。お使いのオーブンによって焼き上がりは様々ですので、それぞれのクセに合わせて調節してください。
使用オーブン:東芝石窯オーブン ER-VD7000
調理器具
クッキー型、粉ふるい器、ボウル、ヘラ、ハンドミキサー、カード、めん棒、アクリルルーラー、ビニール袋、クッキングシート、ケーキクーラー、シルパン、絞り口、絞り袋、まな板、包丁など。
抜き型はこういったタイプのものを使っています。
とても小さなスタンプクッキー型です。これで抜くと天板2枚分ほどの型抜きクッキーができあがります。
シルパンはこういったものです。
網目状の加工がされているので、クッキーなど広がらずに上に伸びて焼けます。また仕上がりがサクサクに。いろいろなサイズがあるので、ご自宅に天板にあったものを選ぶといいです。
※「シルパット」というものもありますが、こちらはツルツルの加工がされたマットで、マカロンなど焼成時に広げながら接地面をツルッと焼きあげたい時に向いています。
めん棒は太めのものを使うと伸ばすのが楽!
アクリルルーラーはこういったものです。10㎜、5㎜です。


ラッピング


個別にトレー+ココットシートをセットにした入れ物に入れると、食べやすくなり、持ち運びもできるようになります。箱に入れればお土産に♪
栗の渋皮煮はこちら

同じ生地で作った別のお菓子

このレシピについて
2018年9月 コッタ連載レシピ「冷やしておいしい☆マロンクリームサンドクッキー」として考案。※クッキー部=型抜きクッキー
2008年11月16日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に原形が登場。