自家製だしパックの作り方

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細削り、または粉末状のかつお節と昆布を組み合わせて作る、自家製だしパックです。これでお手軽にかつお昆布だしをひくことができます。

使うかつお節や煮出す時間によって、一番だしから二番だしに近いものまで自由に選択することが可能です。

かつお節の種類と特徴についてはこちらを参照

※パックをかつお節のみで作ってかつおだしをひくこともできます。

ー目次ー
材料
準備
作り方
使い方
お茶パックがない場合
だしパックを使った料理例
他のだし
このレシピについて

材料

  • お茶用パック大(12×10cmほど)・・・必要な枚数
  • 細削りのかつお節の場合・・・1パックにつき10g
  • 粉末状のかつお節の場合・・・1パックにつき大さじ2
  • 昆布・・・1パックにつき5×5cm

準備

昆布は汚れているようなら、乾いた布巾で軽くふく。

※砂やホコリなどがついていることがあります。

※ふく場合、ぬれた布巾は使わないようにしましょう。刷毛などで軽くはらってもかまいません。

作り方

1.昆布は細長くはさみで切る。

2.お茶用パックに、細削りのかつお節、または粉末状のかつお節を詰める。

3.かつお節の隙間に昆布をさしていくように入れ、袋を閉じる。

※一番だしから1.5番だしがよければ薄削り祖、二番だしに近い物がよければ粉末状のかつお節を選びます。粉末状は少しコスト高になるので、日常的にはリーズナブルな細削り作るパックがおすすめです。

<ストックしたい場合>

パックをビニール袋、または密封できる袋に入れてできるだけ空気を抜き、口をしめて冷蔵庫で管理します。基本は乾物なので、そのかつお節や昆布の賞味期限と同様と考えますが、「開封後」の扱いになるので、テンポ良く使っていくのがおすすめです。

使い方

お湯1リットルに対し

・細削りで作った場合は3パック
・粉末状で作った場合は2パック


を目安にします。

【一番だしをひきたい場合】用途:お吸い物、だし茶漬けなど

1.鍋に水1リットルほどを入れて火にかけ、沸騰直前になったら細削りで作ったパックを入れる。

2.火を止めて2~3分おき、パックを絞らず引き出す。

【1.5番だしをひきたい場合】用途:お吸い物、おみそ汁、煮物、茶碗蒸し、炊き込みごはんなど

1.鍋に水1リットルほどを入れて火にかけ、沸騰直前になったら細削りで作ったパックを入れる。

2.グラグラ煮立たない火加減に落として7~8分静かに煮出す。

3.パックを絞らず引き上げ、自然に汁気をきってとり出す。

【二番だしに近いものをひきたい場合】用途:おみそ汁、煮物、炊き込みごはん、麺類など

1.鍋に水1リットルほどを入れて火にかけ、沸騰直前になったら粉末状のかつお節で作ったパックを入れる。

2.グラグラ煮立たない火加減に落として10分ほど静かに煮出す。

3.パックを軽くしぼってとり出す。

お茶パックがない場合

1.鍋に水1リットルを入れて沸騰直前まで加熱し、ざるに丈夫なキッチンペーパーをあて、細削りのかつお節30gを入れる。

※粉末状のかつお節ではできません。

※昆布があれば同じように細く切って入れるとおいしくなります。

2.グラグラ煮立たない火加減にし、ひきたいだしに合わせて静かに煮出したらキッチンペーパーごと引き上げる。

※かつお節は絞らず、一番だしならさっと引き上げ、1.5番だしなら自然に水気を落とす。

だしパックを使った料理例

他のだし

お茶パックを使わない、通常のだしのひき方はそれぞれ以下の通りです。写真をクリックするとそれぞれのだしのひき方に飛びます。

このレシピについて

 2014年 著書「JUNAさんの幸せ和風ごはん」に掲載

 2021年第3回オンラインレッスンに登場

だし

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