いりこだしのひき方
![]() |

カタクチイワシの煮干しを使ってひく、香り豊かなだしです。みそとの相性がいいので、みそ汁にお手軽に使うことができます。もちろん煮物や他の汁物にも。
煮出す方法、水出し方法どちらもあり、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
煮出した方がイワシの味や香りが強く出るので、いりこだしに慣れていない場合、よりお手軽にいりこだしをひきたい場合は水出しがおすすめ。水出しは、あっさりとして魚の香りが強すぎないいりこだしをひくことができます。前日の夕飯時についでに仕込み、翌朝の朝食でみそ汁にする使い方がおすすめです。
材料(作りやすい量)
- 水・・・1L
- いわし(カタクチイワシ)の煮干し・・・30g

作り方
<煮出し>
1.煮干しは頭と内臓を手でつまんで取り除く。
2.鍋に水、1を入れて30分ほどおく。
※時間があれば、半日、もしくは一晩おいてもかまいません。その場合は必ず冷蔵庫で保管します。
3.2を弱めの中火にかけ、軽く周りがクツクツとしたら弱火にし、5~6分静かに煮る。途中でアクが出るので取り除く。
※決して煮立てないように気をつけます。
4.目の細かいざるでこす。
※カスが気になる場合は、キッチンペーパーをざるにあててこします。
<水出し>
1.容器に水、いわしを入れて一晩冷蔵庫におく(これで完成です!)。
※水出しの場合は頭と内臓はそのままでOKです。
※料理に使う時は茶こしなどでこして鍋に注ぐのがおすすめ。

ポイント
本格的ないりこだしをひきたい場合は、まず、煮干しをトースターで軽く焼いたり、フライパンで煎ったりして水分を飛ばしておきます。
時間がない場合、質のいい煮干しを使う場合は行わなくてかまいません。
選ぶいわしの煮干しによってその味はいろいろになります。生臭みや雑味を少なくするためには、質のいい煮干しを選ぶ必要があります。特に水出しに使う煮干しは頭と内臓も含まれるため、よりいいものを選ぶといいです。黄色っぽいにぼしは避けましょう。
調理器具
水出しの場合は、ガラス製の麦茶ボトルなどがおすすめです。
※プラスチック製でもかまいませんが、ガラス製だと匂い移りが防げます。
他のいりこだし
写真をタップ(クリック)するとそれぞれのひき方に飛びます。


他におすすめのだし


このレシピについて
2009年9月9日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿。
2022年 第17回目オンラインレッスンに登場