はちみつりんご飴&べっこう飴
難易度 ★★☆☆☆
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アルプス乙女りんごというミニりんごの品種を使ったりんご飴です。べっこう飴も一緒にできあがります。
サンふじなど、いつものサイズのリンゴをカットして作っても。
材料(りんご飴7~8本分 べっこう飴2~3本)
- ミニりんご・・・8個
- グラニュー糖・・・200g
- はちみつ・・・大さじ2ほど
- 水・・・140ml
作り方
1. ミニりんごの軸(果梗)の根元を指先でつまみ、りんご本体をクルクルと回転させながら軸を抜き取る。流水で全体をしっかりと洗い、綿棒などを使って軸が埋まっていた部分、下部にあるくぼみの部分の汚れもしっかりと洗い流す。
2. 1をざるにあげ、ひとつひとつしっかりと水分をふきとる。
※上下のくぼみの部分もきっちり水分をとります。

3. りんごの上部のくぼみに、棒をめん棒で打ち込む。


めん棒で軽く2~3回たたくだけできれいに入ります。叩きすぎると突き抜けるので注意。
4.飴作りの前に、すべてを事前にセッティングしておく。

・棒をさしたりんご
・コンロの真横に、まな板+ぬれ布巾(あまり水気を絞りすぎないように)
※温度が上がった鍋をすぐに置いて、温度上昇を止めるためのものです。
・クッキングシート(表面がコーティングされているツルツルしたもの)
※飴を絡めたりんごを都度ここに並べていきます。
・アク取り器
5. ある程度深さのある鍋に、グラニュー糖、水、はちみつを入れ、軽くヘラなどで混ぜ合わせる。
※加熱後は混ぜられないので事前に合わせておきます。軽くでOK。

6. 5を中火にかける。透明感のある仕上がりにするため、混ぜたりゆすったりしないようにする。煮立ってくるとはちみつのアクが出てくるので、アク取り器でサッとすくい取る。


この後も茶色いアクが少々でるので、混ぜないように気を付けながらサッととりきります。
7. アクを取ったら温度計で温度を確認しながら煮つめる。温度が130℃を越えてくると一気に温度が上昇するので、目を離さないように気を付け、162~163℃に到達するまでグツグツ熱する。

8. 温度に達したらすぐにまな板+ぬれ布巾に取り、温度上昇をおさえる。

※ぬれ布巾に移動するまでの間にすぐさま165℃には到達し、布巾においた瞬間に150℃台に一気に下がっていきます。これがいわいる「べっこう」という状態で、この165℃付近まで上げた砂糖はしっかりと飴状に固まります。
※温度が上がりきっていないと、ざらつき感が出たり結晶化したりします。
9. ぬれ布巾においてワンクッションおいたらすぐに鍋を傾け、りんごの棒を持って入れ、くるっとひと回転させてクッキングシートの上に並べていく。


手早くどんどんやっていきます。時間が少しかかりそうな場合は、ぬれ布巾をはずしましょう。
※べっこう状態の砂糖が若干残るので、そのまま竹串などの上に流します→べっこう飴になります。
10. すぐに飴状に固まるので、静かにクッキングシートからはがせば完成!



ポイント
りんごに刺す串は、ドッグ棒やキャンプ用の大きな竹串がおすすめです。

あれば、ホットドッグに使うドッグ棒などでもかまいません。
はちみつ入りで砂糖の色では「べっこう」の状態が判断しにくいため、温度計を使いましょう。
※「べっこう」=黄金色の飴の状態のことです。
ちなみに、プリンなどに使うカラメルソースは、砂糖を170~180℃まで加熱しています。
調理器具
ざる、クッキングシート、串類、鍋、温度計、まな板、タオル、クッキングシートなど
鍋は内側がフッ素加工されているもの、なければ深型のフッ素加工のミニフライパンがおすすめ。
ラッピング

そのままだとホコリが付きがちなので、OPPシート(15×15cm)で包んでリボンで縛り上げます。

透明袋の1辺をはさみでカットして開き、飴をおいて袋の上の面をくっつけ、ペーパータイで止めています。
動画
このレシピについて
2019年11月14日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿。
2023年 10月Instagramのリール動画に投稿。