なめらか栗きんとん

おせちの中でも人気の高い栗きんとんは、和菓子のような感覚で作ります。
さつまいもの練り具合がきんとんの仕上がりの美しさを左右するので、
練り上げのタイミングを覚えましょう。
少しゆるめで火からあげると、冷めた時になめらかで美しい栗きんとんに仕上がります。

「栗金団」と書き、「金団」=金塊を意味することから金運を願います。
1時間ほどでできあがるので、31日仕込んでも間に合います。
材料(好みで選択)
| 栗の甘露煮 | 1瓶(総量500g 固形量250g) | 1パック(総量300g 固形量150g) |
| 金時さつまいも | 500g | 300g |
| くちなしの実(乾燥) | 2個 | 1個 |
| 砂糖(上白糖) | 200g | 120g |
| 本みりん | 80ml~調節 | 50ml~調節 |
準備
■くしなしの実はお茶パックなどに入れる。


作り方
1. さつまいもは皮をむき、幅1cmほどの輪切りにしたら、鍋に被るほどの水(分量外)、準備のくちなしの実とともに入れ、やわらかくなるまでゆでる。

2. 1を湯をすてて熱いうちに麺棒などでつぶし、さらに裏ごしする。


3. 栗の甘露煮を汁ごと別鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら1分ほどクツクツさせて栗を取り出す。

4. 3の残ったシロップに2、砂糖、みりんを入れて弱めの中火にし、クツクツとした状態で絶えずヘラでかき混ぜながら加熱する。

5. さつまいものダマがなくなってなめらかになり、全体に透明感とツヤが出て、鍋底が一瞬スッと見える状態まで水分量が減ったら練り終わり。
※まだ少しゆるいかなという状態で練りを完了します。

※さつまいもの状態によっては、練っている最中に水分が足りなくなる場合があるので、みりんを追加しながら様子を見ます。みりんを少し入れすぎたとしても、加熱により蒸発するので、慎重になりすぎる必要はありません。
※長く練りすぎると水分が飛びすぎ、モサッとした栗きんとんになってしまうので気をつけます。
6. 5に3の栗を戻してひと煮立ちさせ、バットにあける。


7.粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてよく冷やし、食べる分だけ取り出す。


一の重=祝い肴、口取りを詰める

ポイント
栗の甘露煮の総量(液体+固形物):さつまいも=1:1とします。
砂糖は保存を考え、さつまいもの重量の40%で考えます。好みによって減らしてもかまいませんが、保存期間は短くなり、ツヤの出具合が悪くなります。
練り上げのタイミングですが、まだ少しゆるいかな、少し早いかなぐらいで火から上げるのがおすすめです。その後冷やすことで締まって硬くなるからです。
調理器具
栗きんとん、錦卵作りの時に使える裏ごし器はこちらです。
保存
清潔な保存容器に移し、都度清潔なスプーンなどで取り出していけば、冷蔵庫で1週間ほど持ちます。
食べきれない場合は小分けにして冷凍保存も可能です。砂糖量を控えた場合は、作ったあとすぐに冷凍すると1ヶ月持ちます。風味や味が落ちるのを嫌う場合は、リメイク料理に使うとよいでしょう。パウンドケーキなどがおすすめです。

リメイク
他におすすめのおせち


動画
このレシピについて
ブログ「Quality of Life by JUNA」に毎年おせちの1品として登場。
2015年 著書『ほめられおせち』に掲載。
2024年12月 YouTubeメンバーシップに投稿。期間限定で一般公開。


