レーズンボール
難易度 ★★☆☆☆
レーズン好きにはたまらないレーズンボール！朝食パンなどにおすすめです。
手ごねの最終段階でレーズンを加えますが、
レーズンを入れてから強くこねすぎるとせっかくできあがったグルテン膜を壊してしまい、
その後ふくらみにくくなるので、織り込むようにして中にいれていきます。
強力粉は春よ恋を使っていますが、スーパーカメリヤなどでも。
材料（6個分）
＜生地＞※（ ）内はベーカーズ％
- 【A】国産小麦（春よ恋100％）･･･250g（100％）
- 【A】砂糖（上白糖）･･･20g（8％）
- 【A】塩･･･4.5g（1.8％）
- 【A】スキムミルク･･･7.5g（3％）
- 【A】ドライイースト･･･3.5g（1.4％）
- 水･･･155g（62％）
- 無塩バター･･･20g（8％）
＜具材＞
- レーズン･･･125g（50％）
＜仕上げ＞
- 溶き卵･･･適量
- アーモンドスライス･･･適量
- クリスタルシュガー（大粒グラニュー糖）･･･適量
準備
1．バターは室温にもどす。
2．レーズンをざるに入れてボウルをあて、ポットなどで沸かした熱湯をレーズンに回しがける。レーズンがボールの中で湯に浸かる状態になったら引き上げ、水気を切る。
作り方
＜生地をこねて一次発酵する＞
1．ボウルに【A】を入れてカードなどで混ぜ合せる。
2．1に水を加えてカードで粉類と合わせ、水気がなくなったら手でだいたい混ぜ合せる。
3．2を作業台にあけて手ごねする。
※それほどべた付く生地ではないので、手元で力を入れて転がすようにこねながらグルテンをある程度作ります。
4．3の生地がだいたいひとまとまりになったらバターを加え、再び手ごねしてなじませる。9割ほどまでこね上げる。
※生地の状態が少し戻るので、再びまとまるまでこねます。バターを入れてからは縦ごねを少し加えてグルテンを作っていきます。
5．準備のレーズンをキッチンペーパーなどに広げて水気をしっかりと取り除く。
6．5の生地を手で押さえて平らに広げ、5のレーズンをおく。端の生地を中央に集めるようにしてレーズンを中に入れ込む。
7．さらに中央に向かって何度か生地を手で入れ込んでいき、全体にレーズンが行き渡るようにする。レーズンが均等になったら、丸めてとじ目を指でしっかりと閉じる。
8．ボウルに入れてラップを被せ、30℃で50～60分一次発酵する。ボワンと大きくなり、中央に指を指しても生地が戻ってこなければ発酵完了。
＜生地を休ませる～ベンチタイム～＞
1．生地を軽くグーでつぶしてガス抜きをし、生地をボウルから取り出して総量を計ってから6等分する。
2．それぞれの生地を丸めてとじ目を指でしっかりと閉じ、ぬれ布巾＋ラップを被せて15分ほど休ませる。
3．天板にオーブンシートなどを敷いておく。
＜成形して二次発酵する＞
1．生地をいったん手で平らにギュッとつぶし（ガス抜き）、再び丸め直して天板に並べる。
2．1にぬれ布巾＋ラップを被せ、30℃で40分～ひと回りボワンと大きくなるまで二次発酵する。
＜生地を仕上げて焼成する＞
1．オーブンを180℃に予熱する。
2．生地に刷毛で溶き卵を塗り、ペティーナイフなどを水でサッと濡らしてそれぞれ十字に切り込みを入れる。
※ナイフは都度刃に付いた油分等を拭き取って濡らし直します。
3．2の上にスライスアーモンドを散らして再び溶き卵をトントンと落とし（アーモンド中心に落とすイメージ）、クリスタルシュガーを上にのせる。
4．180℃のオーブンで20～23分ほど焼き、網に取る。
※場所によって焼きに差が出る場合は、途中で天板の向きを入れ替えます。
※一緒に焼いたのは「和三盆＆はちみつ入りマーブルマロンブレッド」です。
ポイント
使った粉は「春よ恋100％」です。春よ恋を使った場合は、発酵時、焼成時はそこまで膨らみは出ません。
パン作りにあまり慣れていない場合はスーパーカメリヤでも。
国産小麦、スーパーカメリヤを半々で作り、その後春よ恋だけにしてみてもいいと思います。
きび糖はこちら
スキムミルクはこちらです。いい焼き色と風味をプラス。
レーズンはこちら。湯通しして使うことで、生地なじみや口当たりがよくなります。ドライのまま使うと生地内の水分がレーズンに移行しまい、生地が乾燥して硬くなってしまうので、それを防ぐ意味もあります。
クリスタルシュガーはこちら。ない場合はグラニュー糖でも。
発酵時間、焼き時間はあくまで目安です。環境、オーブンの機種によって調節してください。
調理器具
生地を分ける時、成形するとき、作業台からはがすときなど、カード（コルヌ）があると便利です。100円ショップなどでも買えるので、パン作りをする場合は持っておくのがおすすめ。もちろんステンレス製のスケッパーでもかまいません。
パンマットはこちらを使っています。
保存
すぐに食べない場合は、ある程度粗熱が取れたら袋に入れ、乾燥を防ぎましょう。軽く温め直して食べるとおいしく食べられます。
和三盆＆はちみつ入りマーブルマロンブレッドはこちら
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このレシピについて
2025年12月16日 当サイトににレシピを投稿
