桃のヨーグルトムースタルト
難易度 ★★★☆☆
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桃がおいしい季節に食べたい、ホール仕立てのムースタルトです。ムース部分に桃1個、上のゼリー部分に桃1個、計2個を使います。
ムースにはメレンゲを混ぜ込んでふんわりと仕上げ、ヨーグルトを加えてさわやかな仕上がりに。
材料(18cmセルクル1台分)
<タルト部>
- グラハムクッキー・・・150g
- 無塩バター・・・40g
- 牛乳・・・大さじ1
<ムース部>
- 桃・・・1個
- 桃用砂糖・・・桃の重量の10%
- プレーンヨーグルト(無糖)・・・150g
- ヨーグルト用砂糖・・・30g
- 生クリーム・・・200ml
- 生クリーム用砂糖・・・20g
- ふやかす手間のいらない粉ゼラチン・・・10g
- ゼラチンを溶かす60~70℃の湯・・・80ml
- 卵白(生食用)・・・1個分
<ゼリー部>
- 桃・・・1個
- 水・・・140ml
- レモン汁・・・大さじ1/2ほど
- 砂糖・・・大さじ2
- ふやかす手間のいらない粉ゼラチン・・・3g
<仕上げ>
- ミント、ピックなど・・・あれば
準備
- ヨーグルトはざるにあげ、自然に水気をきっておく。
- セルクル板にセルクルをおき、セルクルの内側にムースフィルを3枚つなげて入れておく(ぴったり合うように)。
作り方
<タルト部を作る>
1. グラハムクッキーを二重にしたビニール袋に入れ、めん棒などでたたいて粉々にし、ボウルに移す。ボウルの中に粗いものが残っていれば、さらに麺棒でつぶして細かくする。


2. バターを耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで50~60秒加熱して溶かす。
3. 1に2をふりかけるようにして加え、ヘラで全体をあえてなじませる。さらに牛乳を加えてよく混ぜる。



4. 準備のセルクル(ムースフィルあり)に3を入れ、コップなど底が平らなもので押さえつけるようにしてなじませる。端や表面の仕上げはスプーンなどで滑らせるようにするときれいになじむ。


5. 4をセルクル板ごと冷蔵庫に入れて固める。
※急いでいる場合は冷凍庫でも。
<ムースを作って固める>
1. 桃は皮をむいて種を取り除き、砂糖とともにブレンダーやミキサーに入れて攪拌し、ピューレ状にする。

2.準備のプレーンヨーグルトに砂糖を入れてヘラで混ぜ合わせ、さらに1を加えて一体化する。
3.氷水を当てたボウルに生クリームと生クリーム用砂糖を入れ、ハンドミキサー中速で7~8分立てにする。

4. 別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサー中速で泡立てて角がピンと立つメレンゲを作る。
5.3のクリームに2のヨーグルト+桃を加え、ヘラで混ぜ合わせる。
6.粉ゼラチンに湯を加えてしっかりと溶かし、5に加えてヘラでムラなく混ぜ合せる。


7.メレンゲを泡立て器で泡立て直してキメを整え、メレンゲの1/3量をすくって6に加える。泡立て器で生地を大きくすくっては落とし、泡をつぶさないように混ぜ込む。ある程度一体化したら残りのメレンゲを加え、再び同じように混ぜる。最後はヘラで切り混ぜし、完全に一体化する。

8.クッキーを敷きこんでおいた型に7を一気に流し入れ、上を平らにならす。軽くトントンと空気抜きをし、冷凍庫で30~40分冷やす。

<ゼリー部を作って仕上げる>
1.桃の皮と種を除いて6~7㎜幅に切り、鍋に水、レモン汁、砂糖と共に入れて3~4分煮たら火を止める。桃は清潔なトレイなどに取り出して冷ます。
2.1の煮汁が60~70℃になったら粉ゼラチンを振り入れ、ヘラで混ぜ合せて溶かす。
3.固まったムースの上によけておいた桃を好みに並べ、粗熱が取れた2のゼリーを流し込む。

4.3を冷蔵庫に入れて2時間以上しっかり冷やす。仕上げにあればミントやピックを飾る。




ポイント
卵は生食できる新鮮なものを使いましょう。
砂糖はグラニュー糖でも上白糖でもかまいません。グラニュー糖で作るとすっきりとした甘さに、上白糖で作るとコクある甘さに仕上がります。
軽い仕上がりにしたい場合は、生クリームの脂肪分=35%にするのがおすすめ。
ゼラチンはメーカーによって多少固まり具合が違ってきますが、レシピでは以下を使いました。
調理器具
ハンドミキサー、泡立て器、ブレンダーやミキサー、麺棒、ビニール袋、セルクル、セルクル板、まな板、包丁、鍋、ヘラ、コップ、温度計など。
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18cmセルクルはこちら
セルクル板はこういったものです。20cm以上であれば何でもかまいません。私は大は小を兼ねるで23cmのセルクル板を使っています。
ムースフィルはこういったものです。つなげて使います。
温度計はこちら

このレシピについて
2010年8月5日 ブログ「Quality of Life by JUNA」に投稿